妊娠へ向けた身体のリズムを基礎体温から知る

妊娠へ向けた活動、いわゆる妊活を行うにあたり、自分の身体のリズムを知ることも重要であることに気付き、毎日の基礎体温測定を欠かさずに習慣付けています。月経周期を知ることで身体の変化がしっかり見えてくるので、妊娠しやすいサインや目安にも繋がっています。基礎体温は運動や食事をしないで安静にしている時の体温なので、朝、目が覚めたら布団から起き上がる前に体温測定しています。ポイントは、毎日同じ時間に測定することで、微妙な温度差でも妊娠しやすい時期に誤差が生じてしまいます。脇ではなく舌の下で測るのも特徴で、私が愛用している基礎体温計は1度が100等分なので微妙な温度差も測ることができ、30秒で検温できる上に数字が見やすく変化が読み取りやすいようにグラフになって知らせてくれます。卵巣機能が正常な場合には1ヶ月以上の記録を取ると、低温期・高温期・低温期の折れ線グラフになります。若い時には安全日を一番重要視していた内容で、排卵後の高温期10日間くらいを目安にパートナーとの性行為を行っていました。でも今は、妊娠の可能性の高い排卵日を意識しています。月経と月経の間の前半2週間は低温期で後半が高温期で、高温期が3週間以上続くことで妊娠の可能性が出てくるので基礎体温のチェックは必須です。排卵後に残念ながら定着していなければ月経がきてしまいますが、諦めずに体温測定とパートナーとの性行為を頑張ることが結果に繋がると思いながら活動中です。体調の変化も測定することで見えてくるのも魅力で、変化に応じたライフスタイルを送っています。下腹痛や腰痛なども起こりやすく、特に下半身を冷やさないための食事の質を高めたり、適度な運動を取り入れています。高温期に突入すると睡眠も3時間程度と短くなりやすく、質の良い眠りに繋げるために入浴法なども工夫しています。ストレスなどによって、卵巣機能が低下すると直ぐに数値に出てくるので体温計は私にとって必要なアイテムです。

妊娠中でも漢方を利用することで花粉症対策ができる

念願の妊娠によって浮かれていた私ですが、ある時、大事なことに気づきました。それは花粉症だということです。鼻水や鼻づまり、くしゃみ、目の痒みというように、花粉症ならではの症状が3月辺りになると出てきてしまいます。いつもは、かかりつけの耳鼻科で花粉症の薬を処方してもらっていました。これを服用することで、いくらか症状を緩和させることができます。2月辺りには受診して、薬を処方してもらっていました。
ところが、これからはそうもいきません。当然、胎児のためにも薬は服用すべきではないからです。だからといって、花粉症のあの辛い症状を乗りきれるという自信はありませんでした。
そこで、産婦人科の定期検診時に思い切って担当医に訊ねてみることにしたのです。花粉症の薬を服用していいのかどうか訊ねてみたところ、やはり服用は避けるべきだと言われてしまいました。ところが、一筋の光を見出すことができたのです。それは漢方でした。漢方は薬ではないので、胎児に影響が出ることはないというのです。詳しいことは、かかりつけの耳鼻科で相談してほしいと言われ、すぐに、耳鼻科を受診しました。
妊娠していても、服用できるものはあるということが分かって良かったです。たしかに、耳鼻科ではそれなら大丈夫だと太鼓判を押してもらうことができました。そして、ついに花粉症の時期を迎えたのです。
妊娠中でも花粉症に悩まされることはなくなりました。漢方を利用したことによって、何とか乗り切ることができたのです。思っていたよりも症状は軽く、日常生活を普通に送ることができました。もちろん、産婦人科での定期健診でも異常を感じることはなく、胎児はすくすくと成長していたのです。
それからというもの、妊娠時以外でも、できるだけ漢方を利用してみようと思うようになりました。産後また花粉症の時期が訪れたのですが、この時は授乳中でした。授乳中ということもあり、この年ももちろん、花粉症対策は漢方で乗り切ることになりました。

妊娠中に風邪薬を服用するときに気をつけたい点

妊娠中に風邪をひいたらどうすればいいでしょうか。妊婦が薬を飲むのはお腹の赤ちゃんに影響が出るから飲んではいけないと耳にしたことがあるのではないでしょうか。結論から言うと、お薬の種類と妊娠の数週によっては飲めるお薬があります。よく風邪をひいてしまった妊婦さんが漢方薬の葛根湯を服用したりしています。
しかし、自己判断で市販の風邪薬を飲むのは怖いので、かかりつけのお医者さんに妊娠していることを告げた上でお薬を処方してもらったり、通っている産婦人科の先生に相談してみるといいと思います。
私が妊娠中に風邪を引いてしまったとき、喉がとても痛くて声も出なくなってしまいました。もうお薬に頼らなければどうにもならないような状況でした。そのときは産婦人科の先生に診察してもらい、お薬を処方してもらいました。漢方薬以外の妊婦でも服用できる薬を処方してもらい、服用して二、三日で良くなりました。しかし産婦人科には当然ながら妊婦さんもたくさん来られていますので、マスクをしたり、診療時間の一番最後に予約をするなどしたほうが良いと思います。そのあたりは産婦人科に一度電話をして、指示を仰ぐのがベストだと思います。
妊娠中のは体力がいつもより衰えていたり、疲れやすくなっています。そんなときに風邪を引いてさらに身体に負担がかかるのは避けたいことです。手洗いうがいをして、風邪を引かないように自分が注意するのはもちろん、家族や職場の人にも風邪をうつさないよう気をつけてもらうようにしたいです。しかし、どんなに気をつけていても風邪を引いてしまった場合には、医師に相談して、必要であれば薬を服用し、素早く治して体力を回復させることが重要だと思います。体力がなくなっているときには、風邪がきっかけでほかの病気を併発してしまうなんていうこともあるようです。そうなってしまったら大変です。お腹の赤ちゃんのためにも、毎日元気で過ごしたいですね。

妊娠中に悪寒を感じたときの対処法について

 妊娠すると身体に異変が起きることがあります。これはホルモンバランスが崩れることにより起きるものなため、致し方ない面があります。
 しかし、悪寒を感じたらそれが妊娠だと思わず、単なる風邪だと考えてしまう人は珍しくありません。
 私の知人にもそのような勘違いをした人がいます。彼女から聞いた話を紹介します。

 事の発端は単なる悪寒でした。ちょうどそのときは冬でしたので、彼女は単に風邪を引いたと思い、安静にすることにしたのです。
 しかし、時間が経ってもいっこうに症状が改善されないことから、彼女は何か悪い病気でも患ったのではないかと考え、病院へ検査を受けに行きました。
 その結果、身体の不調は病気のためではなく、妊娠しているからだというのが判明しました。担当医が言うには、自律神経の乱れやつわりなどで、風邪に似たような症状を起こす妊婦もときおり見られる、ということでした。
 彼女は子供が欲しいと考えていたので、妊娠を歓迎しました。しかし、冬に寒気を感じ続けてもよいのかと言えば、それは別問題です。
 彼女は担当医にどうすればよいのか尋ねました。まだ子供を産んだ経験のない彼女は、そういうときにどうすればよいのか、いまいち判然としなかったからです。
 担当医は身体を温めて、血行をよくするように心がけ、食事は食欲がないのならば、温かい野菜スープなどでとるように、とのアドバイスをくれました。
 妊婦はお腹を冷やしてはいけないというのは、何となく聞いたことがあったので、彼女はそれを承諾しました。言われずとも寒いのだからと、防寒着に身を固めていることも影響していました。
 それからはショウガを入れた野菜スープを中心とした食事が始まりました。つわりで気分が悪い彼女は、重たいものを食べる気が起きず、むしろちょうどよかったと言います。
 時間が経過するうちに、彼女も落ち着きを取り戻しました。春になりつつあったというのも大きかったと彼女は言います。周囲の環境が目に見えて変わっていくことで気分転換ができたのだそうです。
 こういう場合は無理をせずに休むべきだと言って彼女は説明を締めましたが、私もその通りだと思いました。

妊娠中に親知らずに苦しんだらどうするのか

 妊娠中は身体に変化が生じるものです。これはホルモンバランスが通常のときから変わるからだとか、いわゆるマタニティブルーが肉体的にも影響を及ぼすからだと言われていますが、当事者からすれば苦しいのは一緒だとのことです。
 私の知人に、その妊娠中に親知らずが痛み出し、苦しんだ人がいます。今回はその話を紹介します。

 彼女が口の中に生じた違和感に気づいたのは、ようやくつわりが終わろうとしていたときでした。奥の方にある親知らずが激しく痛み出したのです。
 これは辛抱できないと感じた彼女は、即座に歯医者に駆け込みました。過去に親知らずを抜歯した経験があるため、今回もそれで乗り切ろうと考えたのです。
 しかし、その申し出は歯医者の方から拒絶されました。
 妊娠中の女性に抜歯を行うと、切迫流産をする恐れがあるので、承諾できないと言われたのです。
 そんな話は聞いたことがなかった彼女は、ではどうすればよいのかと訊ねました。これでは痛みのせいで、家事や食事もおぼつかないのです。
 歯医者は洗浄や消毒、鎮痛剤の処方を勧めました。抜歯は健康体の人間でもときに体調を悪化させるものであるため、妊娠中はそれで誤魔化し、出産後に本格的な治療を始めようというプランです。
 痛みは酷いが、胎児に犠牲を強いる訳にはいかないと考えた彼女は、それを承諾しました。そしてそれからの数ヶ月は、苦痛に満ちていたと言います。
 親知らずを引き抜きさえすれば解決するのに、それを薬で誤魔化し続けるとなると、かなりストレスがたまります。
 彼女は生まれてくる我が子の顔を無事に見たいという母性と同時に、うっとうしくてたまらない存在とは早く縁を切りたいとの気持ちで出産予定日を待ちわびました。
 そして無事に出産を終え、医師から通常の生活に復帰してよいとの許しを得ると、彼女はその足で歯医者に向かい、やっかいものと別れることができたのです。
 もうこんな体験は二度としたくないと彼女は言いますが、聞いているうちに口の中が気になりだした私は、ただ頷くしかできませんでした。